摂食・嚥下障害

2018年09月25日

残暑も落ち着き,食欲の秋となってきましたね。

今年の夏は特に暑かった気がします。

さて,皆さんもご存知のように,心身を健康に保つためには栄養バランスのとれた食事を,おいしく摂ることが大切です。

 

食事

 

 

『食』は人間のQOL(人生・生活の質)を左右する重要な鍵のひとつです。

私たちが口から食べる時に大切な働きのひとつは,私たち一人ひとりの摂食・嚥下の機能です。

摂食・嚥下機能とは,食べ物や飲み物を認識してから口の中に取り込み,胃まで送る一連の働きを言います。

おいしく食べるためには,食べ物の質ももちろん大切ですが,摂食・嚥下機能が十分に働く必要があるのです。

 

摂食嚥下

 

画像出典:はとがや病院

 


 

 

【摂食・嚥下障害とは?】

摂食・嚥下障害とは,食べ物や飲み物がうまく飲み込めない状態を言います。

そのため,食べ物や飲み物が食道ではなく気管から肺に入ってしまうことになり,誤嚥性肺炎を起こす可能性が高くなります。

さらに,食べ物を認識することや,口内への送り込み,咀嚼などの困難も,この障害に関わってきます。

 

摂食・嚥下障害の原因としては,脳血管障害の後遺症,パーキンソン病などのように食物の飲み込みに関係する神経に異常がある場合と,口・のど・食道など食べ物の通り道にできる病気(腫瘍など)の場合があります。

また,加齢によっても徐々に摂食・嚥下機能は低下してきます。

 

摂食嚥下障害の原因疾患

画像出典:臨床栄養,『摂食・嚥下障害』


 

 

症状としては,

  • 『食べ物が飲み込みにくい』
  • 『食事中にむせる』
  • 『お茶を飲むとむせる』
  • 『のどに食べ物が残る感じがする』,

などの自覚症状のほか、

  • 『やせてきた』
  • 『食事を食べようとしない』
  • 『食事の時間が長くなった』
  • 『食事中や食事後にむせや咳がみられる』
  • 『ときどき熱が出る』
  • 『体重が減少している』

などの他覚症状があります。

このような症状があるときは,摂食・嚥下障害を疑う必要があります。

 

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画像出典:東京都多摩立川保健所:地域摂食機能支援連絡会,『摂食嚥下障害チェックシート』

 

 

このような症状が気になる方は,かかりつけの医師へ相談なさるか,または言語聴覚士の在籍しているリハビリテーション科や歯科を受診する。 医師の助言によっては口腔外科・耳鼻科などを受診されると良いと思います。

 

ST

 

 

治療としては,医師の診察に基づいた言語聴覚士による摂食・嚥下リハビリもありますが,

それ以外にも,食事の体勢を工夫したり食事の形態を変更したり,トロミ剤を用いたりすることで,むせや誤嚥が減り,誤嚥性肺炎を予防できる場合も多いです。

 

 

リハビリテーション課より

 

 

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