足の運動
2016/05/16
最近、つまずいたり転びそうになる事が多くありませんか?
また、脚がむくみやすくなってきていませんか?
これらの原因としてふくらはぎの筋肉の問題が考えられます。歩いている時、つま先が地面に引っかからないよう、つま先を持ち上げます。この時に使われる筋肉がすねの筋肉です。この筋肉は加齢により筋力低下しやすい特徴があります。一方、ふくらはぎの筋肉は加齢により硬くなりやすい特徴があります。このバランスが原因でつま先は下を向き、歩いている時につまずきやすくなります。次にむくみについてですが、人間の身体の中にはリンパ管があり体内の老廃物などが流れています。脚がむくんでいる状態とは、老廃物が脚に留まっている状態と言えます。ふくらはぎにはリンパ管が集中しています。リンパ管は自分で動くことができません。ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たします。筋肉が動くことによって、リンパ管が収縮して、老廃物が流れ出します。脚のむくみを改善するには、積極的に脚を動かす必要があります。
それでは今回取り上げた、つまずきとむくみを改善する体操を2つ紹介します。
※ 硬くなったふくらはぎを柔らかくするストレッチ
【方法】
ストレッチしたい脚を後ろに位置させた立位から前方の脚の膝を曲げ、後ろにある足のかかとを床から離さず床に押す感じでふくらはぎを意識してストレッチします。10秒程度ゆっくりと伸ばします。
※ 弱くなったすねを鍛え、またむくみをとるためにふくらはぎを動かす運動
【方法】
『つま先上げ→膝を曲げる→かかと上げ』
この一連の流れが1回となります。これを10回の2セットを1日3回行ないます。安定した机や椅子の背もたれなどにつかまると良いでしょう。
今夏の運動を続けると足がスムーズに出て歩きやすくなる効果があります。一般的にどんな運動でも効果が感じられるようになるまでは最低2~3ヶ月以上続ける必要があります。継続は力なりです。がんばって続けていきましょう。
今回は、介護付き有料老人ホームアルジャンメゾン紅梅作業療法士の先生から送らせて頂きました(^^)
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