皆さんしているマスクについて
2017/11/25
寒さも一段と厳しくなりました。クリスマス・お正月と楽しい季節ですが、いよいよインフルエンザ流行の季節でもあります。前回もインフルエンザについてお話しましたが、今回は、インフルエンザ予防の一つでもあるマスクについてお話しさせていただきます。
この季節になると皆さん予防の為、マスクをしています。
ところが、インフルエンザウイルスの大きさは普通のマスクの隙間より小さいのです。
普通のマスクの繊維の隙間は5マイクロメートルです。
インフルエンザウイルスの大きさは0.1マイクロメートルです。
では、インフルエンザ予防にマスクは効果がないのでしょうか。
マスクをする事で、口内や鼻の中の温度や湿度が保たれ粘膜がしっかり身体を保護してくれます。ある程度インフルエンザウイルスが体内に侵入しにくくなるという効果が期待できます。
また、ウイルスは色々な所に付着しています。それを手で触った後に口や鼻などに触れるとウイルスが侵入しやすくなります。マスクをしていると直接、口や鼻に触れる機会が少なくなり予防になります。
装着時マスクの上部などは鼻との間に隙間が出来がちです。鼻の形に合わせ上下を確認し装着する事で、隙間からウイルスの侵入を予防できます。
マスクを2枚重ねしても効果が2倍になる訳ではありません。しかし、マスクとマスクの間に濡れガーゼなどを挟み濡れマスクを作るのは効果的だと思います。
高規格のマスクなら、小さなウイルスもほとんど防止できますが、欠点は長時間付けていると息苦しくなるのと値段も多少高めであるという事です。
マスクを正しく利用しインフルエンザ予防に努めてください。
医務より
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