澄みきった青空が秋を感じるこの頃、今年もインフルエンザの流行に備えインフルエンザ対策のシーズンがやって参りました。

当施設では、インフルエンザを予防する対策とし入居者様、職員希望者全員対象にインフルエンザ予防接種を行います。

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因で起こる病気で、突然の発症・高熱・上気道症状・全身倦怠感等急性の呼吸器感染症で、世界中で流行がみられます。

高齢者は重症化するケースが多く、合併症等で命に関わる場合があります。

インフルエンザの予防接種を行なうことで、インフルエンザの感染予防又は、感染しても軽い症状ですむと言われております。

インフルエンザワクチンの効果と発現と持続時間には個人差があります。一般にはインフルエンザワクチン接種後2週間目頃から5か月間程度効果が持続するとされています。

一般的に日本では12月頃からインフルエンザの流行が始まることを考えると、流行前にはワクチン接種を完了することが望まれます。

飛沫感染対策としての咳エチケット。飛沫感染対策ではマスク等も良いでしょう。

外出後の手洗い等。流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効です。アルコール製剤による手指衛生も効果があります。

適度な湿度の保持。加湿器などを使って適切な湿度（50～60％）を保つことも効果的です。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取。体の抵抗力を高める為日頃から心がけましょう。

人混みや繁華街への外出を控えましょう。

インフルエンザの感染が疑われたら速やかに病院受診をお勧め致します。

今年の冬も元気に乗り越えましょう。

医務より