ご褒美ホルモン
2021/02/12
寒い日が続いていますね。 空気がとても乾燥しています
体も乾いています!
汗をかく夏季だけでなく,冬も水分補給を意識するようにしましょう!
さて,話は唐突ですが,
最近のテレビや雑誌などの情報から,多くの人が知るところとなったホルモンに『ご褒美ホルモン』(ドーパミン)や,『幸せホルモン』(セロトニン)があります。
後者の『幸せホルモン』セロトニンは,意外と単純に放出されます。
人から褒められたり,
美味しい物を食べたり,
朝日を浴びたり,
美しい風景を眺めたり,
好きな物(人や動物も)と触れ合ったり,そういうときに脳内で分泌されます。
その他,単純な運動でも放出される事が知られています。
咀嚼・自転車こぎ・ジョギング・散歩などです。
ここで今回のブログでの注目は『咀嚼』にしてみます。
その『幸せホルモン』が噛むことに何の影響があるの?
と思われるかもしれませんが,実はすごく影響があるのです!
人は噛み始め5分後から,セロトニンが増え始め,20分から30分後にかけて分泌量が急増すると言われています。 食事の際に,『美味しい!美味しい!』とよく噛まずに食べてしまっては,一時の幸せしか感じません。 せっかくですから時間が許す時には,幸せ効果が活かされる様に食事を20分以上かけて食べる様にしてみましょう。
恋が人を美しくするように,咀嚼によって特有のホルモンが分泌され,好ましい心身活動状態を作り出すのです。
自分の歯の人も,入れ歯の人も食物を良く噛みましょう。
きっと今までに無い食の喜びが得られるかもしれません。
一口,平均10回以上噛みましょう。
本当は20回が良いけど実際やってみると結構大変。。。
10回でも現代人では多いほうです。
噛む回数を補うためにガムを利用するのも一つの手です。
よく噛んで,幸せになりましょう(笑)!
リハビリテーション課より
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