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認知症予防

認知症予防

2016/10/04

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頭の体操で認知症予防!

そのためには脳を刺激し、脳の神経細胞を活性化していく必要があります。

では具体的にどうすれば脳に刺激が与えられ、認知症を予防することができるのでしょうか。
簡単にいえば頭を使うことです。 そうはいっても毎日の生活の中で、 手慣れた家事や仕事、家族や友達などの気の置けない人との会話だけでは、頭を使うとまではいきませんね。 そこでおすすめしたいのが手指体操です。
昔から 『手先を使った細かい作業は脳にいい』 と言われてきました。 手指の動きを通して脳への刺激は、体の他の部位以上に脳を活性化させるのです。 また、手指 は 『第二の脳』 とも呼ばれているように、全身の中で脳との結びつきが最も緊密な部位として知られています。 手指を使うと脳は適度な刺激を受けます。 よって手を動かす機会が多い人ほど脳の血流アップ効果は持続し、脳血管の若返りも期待できるのです。
細かい手仕事に熟練した職人や、脳の創造力と手の抽写力を駆使する画家などに認知症にならずに長生きしている人が多いと言われているのは、手指から脳への刺激が絶えず行われているからかもしれません。
さっそく手指体操をやってみましょう。
だだし、脳は同じ刺激を受け続けていると次第に慣れ、それを刺激とは受け取らなくなってしまいます。 いくら脳の活性化の ために手指体操が効果的といっても、同じ手指体操を続けてやっていているのでは、あまり効果が得られないのです。
できるだけ色々な種類の手指体操に挑戦し 脳をさまざまなパターンで活性化していきましょう。

 

 

 

体操1 利き手でない手で電卓を使いましょう
(動かしにくい手を使う作業は、脳への血流を高めます。)

①利き手でない手を使い、電卓で1~10までの足し算をする(1+2+3+4…+10)。
人さし指、中指と使いやすい指から始めましょう。

●ポイント:スピードより、まず正確に計算することを意識しましょう。

体操2 利き手でない手で箸を使いましょう
(動かしにくい手を使う作業は、脳への血流を高めます。豆など小さい物をつまむ作業は利き手で行っても脳への刺激になります。)

①利き手でない手で正しく箸を持ち、最初は閉じたり開いたりを練習しましょう。
②次に最初はスポンジなど柔らかいものにチャレンジ。つまんで別の器に移動させまし
ょう。慣れてきたらマカロニや豆など、固い、小さい素材もつまんでみましょう。

●ポイント:箸を正しく持つことを意識して行いましょう。最初は簡単なものから、少しずつ難易度を上げていきましょう。

体操3 文字を相手に向かって書きましょう
(普段は無意識に使っている文字の形を意識したり、書きづらい方向に鉛筆を走らせることで、脳をたっぷり使う作業です。)

①まずはひらがなで書きましょう。自分の名前など、色々な文字を書いてみましょう。
向かい側にいる相手が読めるように書きましょう。
②次に慣れてきたら漢字にもチャレンジ。

●ポイント:書き終わったら、正しく書けているか、まっすぐ書けているか確かめましょう。

 

 

 

 

 

 

 

体操4 両手で同時に数字を書きましょう
(普段は無意識に使っている文字の形を意識したり、書きづらい方向に鉛筆を走らせることで、脳をたっぷり使う作業です。また、集中力が必要な作業です。)
両手で鉛筆を持ち、真ん中から外に向かって1~10まで書いていきましょう。
①両手とも正しい数字を書いてみましょう。
②次に右手は正しく、左手は鏡文字で書きましょう。
③最後に右手は鏡文字、左手で正しく書きましょう。

●ポイント:ゆっくりでも正しく書きましょう。

 

 

 

 

体操5 ボールペンを分解して組み立てましょう
(手先の細かな作業だけでなく、記憶力も必要な脳トレ作業です。)
家にあるボールペンを使って分解、組み立ててみましょう。1色ボールペンが慣れてきたら2色ボールペンや3色ボールペンなど少し複雑な分解、組み立ても挑戦してみましょう。

●ポイント:書けなくなったボールペンを分解、組み立て専用にして、繰り返し挑戦してみましょう。時間を計り、時間短縮を目指すのもおすすめです。

上 記で紹介した手指体操の他にも、昔なつかしい遊びもその一つです。
一人あやとりは、指に紐をかける、はずすなど手先を使うことで脳の活性化に効果ありま す。手遊びであるおちゃらかホイは、リズムにのりながら勝った・負けたにすぐ反応して手を動かすことで脳をたっぷり使います。ちぎり絵、折り紙も手先を使 うため脳の活性化を高めます。このように、遊びながらでも手指体操ができ脳の活性化が図れます。
週に一度、まとめて時間をとって手指体操をするより1日10分でも毎日、少しずつ続けるほうが高い効果が得られます。まとめて長い時間おこなうのは、作業に慣れてしまい効果が減るほか、脳が疲れてしまうというマイナス要素もあります。生活のちょっとした合間に少しずつ、あわせて1日10分、これくらいならすぐに実行できそうですね。
今すぐ手指体操にチャレンジしてみませんか。
チャレンジ精神こそ認知症予防に大きな効果が期待できます。

 

 

 

リハビリテーション課
岩田

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