当施設の看取り介護について
2016/12/10
今回は当施設の看取り介護についてお伝えします。
近年、病院ではなく住み慣れた場所で最期を迎えたいと希望される方が多く、多くの方々が介護施設での看取りを選択されていらっしゃいます。
当施設でも先月にはお二人の方を看取らせていただき、ご家族と多くの職員に、看取られて旅立って逝かれました。
当施設の看取りでは、ご家族、往診医、医療職、リハビリ職、介護職、介護支援専門員が連携しご本人がつらい思いや苦しい思いをすることなく、穏やかに安心して最後の時間を過ごして頂けるよう日々取り組ませていただいております。
当施設の看取りを説明させていただきますと
①看取りの開始
入居者様の体調が思わしくない、いつ何が起こってもおかしくない状態になりますと往診医よりご家族に現在のお体の状態や今後どう変化していくかの説明があります。同時に、介護支援専門員が身の回りの生活にどのような変化があるかを説明し、施設での看取りのほかに入院の選択枝もある事などご相談させて頂きます。これらを正確にお伝えした上でご本人やご家族がどのような選択をされるかを確認し、施設で最期まで過ごされることを望まれた場合に看取りの介護が開始されます。
②看取りの介護計画
次に介護支援専門員によってご本人、ご家族にお食事や入浴の方法、酸素吸入や吸引、点滴を望まれるか医療面での対応のご希望を細かくお聞きし、どのような最期を迎えたいかを看取り計画として書面にします。
③看取りの介護
ご本人の体調を見ながらご本人、ご家族の希望を最優先に計画書に添ってケアが行われます。
介護支援専門員はこまめにご家族と連絡を取り、ご本人の様子をこまめに報告させていただきご家族の了承を得ながら体調の変化にあわせ、ケアの内容を変更しながら対応させていただいております。
④死別期
この段階では個人差はありますがご本人のお身体が食事を受け付けなくなったり、眠る時間が長くなったり、呼吸が不規則になったりと様々な変化が起こります。最後のときは出来る限りご家族に見守られて過ごせるように手配します。また、お亡くなりなった後、ご家族が希望された場合職員が心をこめてエンゼルケアをさせて頂きます。
当施設では、だれもが避けることの出来ない死の瞬間を可能な限り穏やかに、そして『自分らしく』過ごせるように全職員でお手伝いをさせて頂きたいと思います。
支援課より「当施設の看取り介護について」でした。
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