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普段どのように座ります?

普段どのように座ります?

2017/03/27

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皆さんは普段どのように座っていますか?
座り方は人によって違いがあり、様々な座り方をしています。 また、座るイスも様々です。

 

例えば待合室のイス、デスクワークのイス、車の座席、勉強や編み物をするイス、食卓のイスなど生活には様々なイスが用意されています。 そのような中でも、一番座る時間が長くなる 『姿勢』が、腰痛や姿勢の歪みを生んでいる可能性があります。

 

姿勢の歪みを生んでしまうとイスから立ち上がる時や歩き始めに、身体が曲がってしまう、腰や膝が痛いなどの症状が出ることがあります。 まずは、ご自分の座り方のクセをチェックして現状を把握することから始めてみてはいかがでしょうか?

1 仙骨座り                                 

背もたれにどっしりと寄りかかって、お尻がかなり前のほうへ行ってしまう座り方です。(腰痛やストレートネックになりやすくなります)

2 どちらかの足を組んで座る         
組んだ方の足側の骨盤が回旋してしまい、腰が一方向に捻じれてしまう姿勢になっています。側彎症になりやすく片側に疼痛が出やすい状態になります)
例:右足を上に組む→右の骨盤が左へ回旋してしまう。簡単に言うとおへそが左へ向いている姿勢。

3 猫背で座っている                    

背中が丸くなって前のめりで座っている状態です。

パソコンやゲーム、携帯電話の画面を凝視したり、本を集中して読んだりする場面で起こりやすい姿勢です。

(腰が伸びにくい姿勢になり腰痛、首こり、肩こりの原因となります)

4 片方の肘をテーブルについて斜めに座る

側彎症になりやすい姿勢で、背骨が右曲がりや左曲がりになり、片側の首こりや肩こり・腰痛・膝痛といった症状が出やすくなります。

いずれか当てはまった項目はありましたでしょうか? すでに痛みが慢性化している方は、複数該当する項目があるかもしれません。

 

思い当たる方は、試しに、これから正しい座り方を実践してみてはいかがでしょうか? 最初は無理をせず1日に5回~10回程度正しい座り方を3分~5分程度実施するところから始めてみてください。

 

 

<好ましい座り方>                    
1、 骨盤を立てることが重要なので、体幹をくの字に曲げて椅子の一番奥にお尻をいれてから体幹を起こしましょう。
、足首(足関節)、膝関節、股関節が90°位になるように高さを合わせましょう。 足裏全体がしっかりと床に接地していることが重要です。 足を浮かしたり、前に出したりすると腰に体重が集中してしまいます。

 

、両手は膝に手を置くか、机の上においても上記の姿勢なら良いです。肘が90°前後曲がっているのが理想的です。

 

 

<好ましい座り方の効果>            

、交感神経優位となり、意識が改善しやすくなります。(眠気の改善や、集中力の向上)

、足に力が入り、立ち上がり時に腰の負担を軽減します。

、内臓の圧迫を軽減します。
、腰への負担が軽減します。

 

、座位姿勢のバランス能力が向上します。

 

上記のように座ることを1日5回~10回を3分~5分程度実施してみてください。
始めは疲れて姿勢を保てなくなってしまうかもしれませんが、無理をせず徐々に行ってください。 ソファーや背もたれの無い椅子でも時々正しい座り方を実施してみてください。

 

行うタイミングとしては、座りすぎて疲れてきたと思うときと、動き始める前に行うことで、動き始めの姿勢が良い状態になり、痛みを予防できると思います。

 

また、好ましい姿勢を保持するための、その他のトレーニングは違う機会で紹介させていただきます。

 

 

 

リハビリテーション課より

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