冬が駆け足で近づいてくるこの頃めっきり日脚も短くなって参りました厨房スタッフです。

鍋の時期がやってきましたね。鍋物で使う野菜で多いのは白菜・大根ですね。

大根にはジアスターゼという澱粉分解酵素が多く含まれており澱粉に大根の汁を混ぜ合わせると分解が始まり糖に変るそうです。

そのため、消化を助け胃酸過多、胃もたれ、胸やけ等に効果があるそうです。

大根の辛みはラファサチンと呼ばれるイソチオシアネート（芥子油）成分の一種によるもので、おろすことでグルコラファサチンが酵素と反応して分解され生成されます。これには発ガン抑制作用や抗菌作用があるとされています。また、鍋料理などに欠かせない白菜ですが95％が水分であるがビタミンミネラルを多く含み栄養価の高い食材です。

しかし、調理法としては加熱調理が多い為栄養素の多くが壊れてしまうことになります。

白菜の栄養を壊さずに摂取するには、生の白菜で作るキムチがおすすめです。

キムチには唐がらしが多く使用されているためカプサイシンによる効果で脂肪は分解されやすい状態となりしっかり運動すればダイエットに効果に期待できるかもしれません。

肉類との相性が抜群で豚バラと白菜を交互に重ねて作る鍋なども人気なのでぜひ試してみてください。

今回は、日本給食サービスより