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何か新しい事をしてみませんか?

何か新しい事をしてみませんか?

2018/04/20

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ようやく春らしい天気になり,体を動かしやすい季節になってきました。

皆さんもご存知のように,健康づくりには適度な運動習慣が必要不可欠です。

トレーニングを積んでいるはずの宇宙飛行士が,地球に帰還したとき車イスが必要になることは,テレビニュースなどで観られてよく知られています。

無重力空間で筋肉をほとんど使わず浮遊していれば,『アッ』という間に筋肉が衰えてしまいます。

体の機能を維持するためには,不断の運動継続が必要なのです。


では,脳の機能についてはどうでしょうか。

最近の脳科学では,運動と脳機能にはこれまでの想像以上に,密接な関係があることが分かってきました。

これは体と同じく脳も【使わなければ衰える・鍛えれば維持向上する】というものです。

英国のマグワイアという認知神経学者が,構造的MRIという検査を使ってタクシー運転手16人の脳の構造を調べました。

ロンドン市内は2万4千本もの通りが縦横無尽に張り巡らされています。

これらの通りをすべて覚えるのには,毎日ハンドルを握っている運転手でも数年はかかるといわれています。

その研究の結果では,一般人と比べてタクシー運転手では,記憶に関わる一部の脳の容積が大きいことがわかりました。

さらにベテランの運転手ほど,その部分の脳が発達していることがわかりました。

【脳機能も使うことで向上する】といって過言ではないでしょう。


また,ドイツのハンブルグ大学の研究者らは,【体を動かすことで脳が大きくなる】ことを示しました。

ジャグリングという西洋お手玉では,両手を使って3つのボールを交互に投げ続ける技があります。

20代の人がこの投げ技を1分間続けられるように3か月練習したところ,この技能習得に関連する脳の容積が大きくなったのです。

さらに高齢者でも同じ実験を行ったところ,20代の人と比べて技能習得には時間を要するものの,脳には同様の変化が確認されました。

つまり【年齢には関係なく、新しいことを習得することにより,対応する脳の機能が向上し,さらに脳の構造も変化する。】ということです。

私たちは,体や頭を使った方がいいのは分かっていますが,分かっていても始めるのは そうそう簡単ではありませんね。 子育て卒業・仕事定年・老後の生活などの先々を想像しておきましょう。

家族や仕事に囚われず,自由な時間が増えてきた時の生活を見据えて,今から情報収集するアンテナを立てておき,【自分がする事・やりたい事】を探っておきましょう!

運動に苦手感がある方も居られますよね。

呼吸を乱して汗を流す様な運動である必要はありません。 要は【新しい事をしてみる】事です。

やはり,何事も楽しみながらできることが一番大事だと思います。

つらいこと,苦痛なことはなかなか長続きしません。 

皆さんも,この時期に何か楽しいことを始めてみてはいかがですか?

私は,『スラックライン』というスポーツを始めます。

リハビリテーション課より

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