『端午の節句』と食
2018/04/28
皆様、こんにちは。
鯉のぼりが5月の風に力強く泳ぐ季節になりました。
5月5日は『端午の節句』といいます。
元々は中国から伝わった暦上の節目の日で奇数が重なる日に邪気を祓う行事として行われていたものです。
日本に伝わって現在では『こどもの日』として祝われています。
『端午の節句』には『雛祭り』の様に決まった伝統的なお祝い膳はなく、粽
や柏餅を食べます。
柏餅の柏の葉は次の新芽が出るまで落ちないことから家督が絶えない事の
象徴とされ、武家にとっては縁起のいい物と考えられてきました。
粽は平安時代に中国から伝わってきたものです。5月5日に紀元前300年頃
の政治家であり詩人であった屈原が入水自殺をした命日とされ彼を供養する
ために粽の原形となる食品が投げ込まれるようになった事が『端午の節句』
に粽を食べる由来と言われています。
現在、粽と呼ばれている物は地方によって形状も中身も様々です。
おにぎりの様な三角形の物から細長い形状の物、飴を入れた物やもち米だけ
の物もあります。元々はもち米を植物の葉や皮で包み灰汁で煮る事により
保存食にしたそうです。
鹿児島にある『あくまき』という伝統的な食品が粽の原形に近いそうですよ。
今回は日本給食サービス 厨房よりお送り致しました。
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