認知症の方との接し方
2018/08/14
酷暑の日々から、少しずつ秋風を感じるようになってきた今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか。介護課主任 内藤・平原です。
台風や震災と相次ぐ悲しい出来事に、入居者様もテレビや新聞を通して
「心配ね、早く良くなるといいんだけれど」と、心を傷められ心配な
ご様子です。この度の出来事に、謹んでお見舞い申し上げます。
さて突然ですが、「認知症」について考えてみた事はありますか?
最近は、テレビや新聞でも「認知症」について取り上げられる機会が増えましたね。
「〇〇を食べたら予防できる」「○○をしたら、認知症のリスクは減らせる」など、魅力的なワードも飛び交っています。
認知症の症状が見られると、以前より物事を上手く行うことが難しくなっていきます。本当は助けて欲しいけど言い出せないジレンマの中で、失敗などが続けば不安感や恐怖感などから、強いストレスがかかり精神的に不安定になります。そうなると、些細な事でも怒ったり、夜に落ち着きがなくなったり、幻覚・幻聴や妄想などが出現したりもします。
そこで私たち介護職員は、ご本人が安心して落ち着ける場・雰囲気作りを行いストレスをかけないよう心がけています。これは、認知症症状や不安行動などを和らげる事に繋がります。
十分に信頼関係が築けている場合は、介護職員は非常に頼られる存在です。時には、きつく当たられる事もありますが、それは信頼しているからこそ、自分の本心を隠さずに相手に訴える事ができる関係であると、職員一同前向きに考えています。
いつも笑顔で接していれば、相手も笑顔で安心できるでしょう。
また言葉でのコミュニケーションが難しくなってしまっても、笑顔で接する事を大切にしています。
来月は、「日常生活で心がけられる、認知症予防」について特集をします。
介護課主任 内藤・平原
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